fu-ku blog

雪郷 高柳でじょんのび暮らす移住嫁。 なにげない「ふだん」の「くらし」を綴る

地域と関わりながら暮らすということ

100プロ 2weeks

 

東京で暮らし始めた時。

隣に住む人がどんな人なのか…隣ばかりでなく、マンションに住む人にどんな人達がいるのかまったく分からなかった。

引越しの挨拶に行っても、留守で会えなかったり、たいした会話もなく終わってしまったり…

 

ちょっと不安な気持ちの中、新生活を始めた。

大家さんに挨拶に行ったら…

『今どき引越しの挨拶に来るなんてめずらしい』と驚かれた。

 

すごくすごく人間関係の希薄さを感じた。

それでも、住み続けていくと違和感が当たり前の日常になってしまうもので。

すれ違う人と挨拶なんてしない。のが普通だった。

 

今、コロナ禍で地方移住が注目されつつある。

 

都会の希薄な人間関係に慣れた人達が…地方移住するって…ちょっと心構えをしてからにした方がいいかもと思う。

 

地方に移住したら、地域との関わりを持ちながら生活をしないと、暮らすのがしんどくなる時があるんじゃないかと思う。

みんながお互い助け合いながら生活していて、地域のローカルルールがたくさんある。

そこを無視して暮らし続けるのはきっとしんどい。

 

生活をする上で、常に人とのコミニュケーションは必須。

良くも悪くも、いろーんな噂話や小言も笑顔でかわせる強い心も必須。かなと思う。

 

なんだか地方で暮らすのがマイナスイメージっぽくなってきたけど。

 

私にとってはプラスしかない!のでオススメしたい。

主人の実家に移住。

最初の1年目は本当に集落の方々から沢山声をかけていただきました。

家の畑にいれば、野菜作りを教えてくれて。

町内歩けば、ちょいと飲んでけやって誘われて。

子供が産まれると、『宝物だねー』と嬉しい声。

なんにもわからない夫婦2人と息子は、声掛けて頂いた事で少しずつ集落に馴染んでいきました。

 

集落の行事に参加したり、少しずつそこの住人になっているかな?と実感がわく。

 

子供が保育園に入ると、今度は他の集落との関わりがさらに増える。と同時に地域の方々に支えられている事をさらに実感する。

 

今週はそんな出来事が2件。

小学校と保育園が使用するプール清掃。

そして、保育園の園庭草刈りが行われました。

ここに、多くの地域の方々が参加してくださったんです。

 

清掃や草刈りをするのでボランティアお願いしますとお声掛けすると、快く受けてくださる。

子供たちの為にと動いてくださる。

 

地域の素晴らしい力。

地域に育ててもらってる、子供たちは幸せだなぁと。

 

とっても良い環境で、子育てが出来ていること。感謝しかない。